手元供養

葬儀が終わり、法要の時期が過ぎると、どこか心に空白が残ると感じる方も多いのではないでしょうか。

そのような時に、新しい供養の形として注目されているのが「手元供養」です。

葬儀後も続く、故人との心の繋がり

いつでも故人を身近に感じられる
葬儀や法要の場は限られた時間ですが、手元供養ならいつでも身近に故人を偲ぶことができます。故人との思い出やエピソードに浸りながら、供養の気持ちを日々の生活に取り入れられるのが特徴です。

自分のペースで供養を続けられる
手元供養は法要やお墓参りのような決まった形式にとらわれず、ご遺族それぞれのペースで供養ができるのが魅力です。特に、時間が経つにつれて法要の間隔が空いていくことが多い中、手元供養は日常的に向き合える供養の方法として、心を和らげてくれるでしょう。

多様な供養の形が選べる
小さな骨壺やペンダント、インテリアとして飾れるオブジェなど、手元供養には豊富な選択肢があります。ご家族にとって特別で心温まる供養の形ができるのも魅力です

まとめ

葬儀や法要でお別れの儀式を終えた後も、手元供養を通して故人と心のつながりを保つことは、悲しみを和らげ、心の癒しとなることが期待されます。

日々の生活の中で、故人を感じながら、そばにいるような温かい気持ちで供養を続けられる手元供養は、今や現代のライフスタイルに合った供養の選択肢の一つといえるのではないでしょうか。

ただし、菩提寺がある場合は、ご住職に事前にご相談されることをおすすめします。

お別れ会や無宗教のご葬儀では問題ないケースも多いですが、宗教的な教えやご意向が関わる場合がありますので、確認しておくと安心です。