通夜・通夜振る舞いとは

通夜

通夜とは、故人が亡くなった後、葬儀や告別式が行われる前の夜に実施される日本の伝統的な儀式です。

親族や親しい友人が集まり故人との最後の夜を過ごし冥福を祈ります。

もともと、灯明や線香の火を絶やさないように夜通し見守り、故人との思い出話をしながら過ごしていたことから「通夜」と呼ばれていました。

現在では、斎場でお通夜を行うことが増えたことや、防災上の理由により火をつけておくことが出来ないことから、葬儀・告別式前夜に夕方から始まり2~3時間の短時間で行われることが一般的です。

通夜振る舞い

通夜後には、食事の席が設けられ、これを「通夜振る舞い」と言います。

「僧侶や参列者に対して感謝の気持ちを表す」、「故人を偲ぶ」という意味があります。

※通夜振る舞いを行わない地域もあります。

基本的に声をかけられたらなるべく辞退はせず、短時間でも参加するのが良いでしょう。

参加する場合は少しでも食事をいただくのがマナーとされています。

箸をつけることが故人の供養となると言われています。

まとめ

最近ではお通夜をしないケースも増えてきましたが、今一度、お通夜を行う本来の意味を知り、変化に対応しながらも故人を偲ぶ気持ちは大切にしていきたいですね。

今回は通夜・通夜振る舞いについてお話しました。